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アートは敷居が高いように感じる人もいるかもしれませんが、実は身近なものなのです。

今回はよりアートを身近に感じていただくため、現代アートのアーティストにインタビューを行いました。

ミレポルテmeetsアート 

アーティストインタビュー Vol.1
舘鼻則孝

日本人独特の美意識

記念すべき第一回の独占インタビューを受けていただいたのは、舘鼻則孝(たてはな のりたか)氏です。

舘鼻さんは1985年東京生まれ、絵画や彫刻を学んだのち、染織も先行し花魁の研究を行いました。そして花魁の履く底の高い下駄をモチーフにした、かかとがない「ヒールレスシューズ」を制作。レディー・ガガが着用したことで世界的に話題になりました。

 

日本の文化への考え、アートが持つ力などについて聞きました。

より舘鼻作品の魅力を知ることができる興味深いお話が満載です。
 

■舘鼻作品にあらわれる「日本人独特の美意識」

舘鼻さんの作品の大きな特徴は「日本の文化」をモチーフにしていること。

冒頭で紹介した花魁の高下駄、友禅染を用いた着物などを取り入れた作品も有名です。

作品作りには“日本の独特の美意識”が影響を与えているそうです。

それはいったいどんな感覚なのでしょうか。

2023/01/10

Q. 舘鼻さんの作品は、日本の伝統的な美意識や物の見方を現代に転換する要素が大きいと思いますが、日本人独特の美意識をどのようにお考えでしょうか?

A.  難しい質問ですね。僕もいろいろ経験してきた中で、国内外で作品を発表することもありますし、大学時代には日本の伝統工芸や、古典的な文化も学んで来ました。

 

日本人は鎖国をしていた頃は国内の文化が非常に充実していました。一方で明治時代に外国から文化が入ってきたときに、それを拒まず非常にうまく「編集」して独自の発展を遂げたようなところがあると思うんですよね。

 

独自の文化がとても発展している理由もそこにあって、仏教の美術なんかを見ても、大陸からわたってきたものが日本の中で育まれたと感じます。

 

島国だったこともあり、日本からさらにどこか伝来することはなかったかもしれません。そういう意味では入ってきた文化がそこで育まれて、独自のものになるところが非常に強かったと思うんですよね。すごく「編集」が得意というか、そういう目線がとても僕の中で印象に残っています。

 

自分も作品を作っていく中で、いろんな文化が混ざり合ってるところを感じます。いろんなものをリサーチしていくと、元をたどっていくと全然日本のものではないものも、今では日本の文化として認識されているのというのもたくさんあると思うんですよね。


だから一言で表すのは非常に難しいんですけど、ある特定の価値観であったり、風土だったりが好影響を与えていると思います。「入ってきたものを編集して独自のものを発展していく」という流れが、ひとつの方程式のような形で日本として存在していると非常に強く感じます。

■「Rethink」=日本文化の見直しから生まれる新しい発想

 

舘鼻さんが掲げるコンセプトのひとつが「Rethink(リシンク)」というものです。これは古くからの日本文化を見直して現代に表現することを表したものだそう。一体、どのようなプロセスを経て古き伝統を新たなアートに生まれ変わらせているのでしょう。

Q. 日本独自の文化のどこにインスピレーションを感じて、自分の作品を生み出してらっしゃるでしょうか?

A. 僕の場合はRethinkという言葉を使っているんですけど、過去の日本文化を見直すと様々なものがあります。今の時代にも続いているものをたくさんあれば、途絶えてしまったものもあると思うんですよね。

 

時代はいろいろですが、現在の日本文化の中でも価値がある。現代に持ってきて今の形に、新しく再び表現するのが自分の中ではひとつの方程式になっているわけです。

 

そういう目線で見ていくと非常に価値のある文化はたくさんあると思います。ただ単純に古いものというわけではなくて、今の価値観や別視点で見るとその過去を振り返っても新しく見えるものも数多くあると思うんですよね。

 

それらの文化を現代にいわば「翻訳」する形で、今の日本人であったりとか、日本から国内外へ発信する。言語を問わない形で翻訳して発信をするのが、僕が行っている主な活動になるのかなと感じてます。

■さまざまな出会いの中で生まれる作品

 

舘鼻さんの作品には伝統的な素材だけではなく、新たな技法を使った素材なども使われており、より表現の幅を広げています。また、伝統、素材だけでなく、人との出会いも作品作りに大きな影響をあたえているようです。

Q. 日本の伝統的な技術や表現、素材、職人技などの関係性をどのようにお考えでしょうか?

A. 素材と技法とその背景、何か作品を作る上でひとつのゴールのような形、その作品に対する感性のビジョンと言ったらいいですかね、そういうものを思い浮かべます。

 

僕にとってはいろんな手法がある中で、技法的な選択肢であったりとか、素材的な選択肢であったりするわけです。それが最終的に作品に仕上がるうえで、どういう掛け合わせになるかは非常に重要なところでもある。

 

興行的であったり、仕事的であったりする部分に加えて、作品を語る上でのストーリーのような文脈が背景にあると思うんですよね。

 

そことの兼ね合いも非常に重要なところです。最終的に作品が出来上がったときは、鑑賞者の方から見るとビジュアルでのコミュニケーションが非常に強く出てくるところ。

 

作品がひとりで喋ってコンセプトを解説してくれるわけではないので、そういう意味でやっぱり、素材と技法とその背景にある文脈は、ある意味「三位一体」のようなところもある気がします。

 

僕の中では最初に何をするか決まっているわけではないんです。例えばストーリーがある中で作品を見だす場合もあれば、極端な話、その技法の職人さんとの出会いがあって、「この人と一緒に仕事したいな」という流れで作品が出来上がることもあります。

 

例えば音楽でいうと、作曲が先か? 作詞が先か? というのは人それぞれだと思うんです。それと同じように、作家として作品を作る上では素材ありきのとこもあれば、地方ありきのこともある。

 

文脈があったり、人との出会いがあったりする中で作品が生まれていくのは、僕としても非常にプロセスを楽しんでいる気はしますね。

■「表現」はコミュニケーションの手段。作品はコミュニケーションツール

様々な手法で作品作りをする舘鼻さん。立体、絵画、染め物など、幅広い表現が魅力のひとつとなっていますが、彼にとっての「表現」とは何なのか聞いてみました。

Q. 舘鼻さんにとって「表現をする」とはどういうことでしょうか?

A. ある意味永遠のテーマな気もしますけど、やっぱり作家にとって表現をするのはコミュニケーションの手段ですよね。

 

生み出された作品はコミュニケーションツールだと思うんですよ。例えばそれが、日本語じゃなくちゃいけない、英語じゃなくちゃいけないなど、言語には関係ない。作品が発するメッセージを鑑賞者の方が受け取ってもらえるような状況を、しっかりと作り出すことが重要かもしれません。

 

「表現」とはシンプルなコミュニケーション。作家でないとできないことではなくて、普段から皆さんが行っていることも、「表現」の延長線上にある気がします。

Q.作品作りをするうえで、特に心がけていることはどんなことでしょうか?

A. 僕の場合は普段からそのチームで動くことが多いんですね。ヒールレスシューズを作る上ではひとりで全ての工程をこなすこともできるんです。

ヒールレスシューズの完成においても、例えばどこで作品が展示されるのか、どういう展覧会なのかもとても重要ですね。

大きな単位でいうと、展覧会など1年を通しての制作もあります。そうしたプロジェクトベースで動いたときに、それぞれの分野のプロフェッショナルなスタッフがいたり、協力してくれるパートナーがいたり、そういう人たちのおかげで成り立っているところもあります。

先ほどの話のように、作品を介して、お客さん、鑑賞者とコミュニケーションを取ることもあります。作品があるからこそチーム内でもコミュニケーションが生まれたりする。

作品をひとりで作ってるわけではなくて、職人さんもいれば僕の会社のスタッフもいるし、協力してくれるパートナーもいる。いろんな人たちの手がかかってひとつのプロジェクトが成り立っているんです。

だから、素材、技法、スキルを大切にする。こうしたことは当たり前だとして、それ以上にやっぱり人との関わりあいで成り立つ部分というのは、僕の背景としては非常に大きなところを占めている気がします。

■作品制作をするときに特に心がけていること

 

さまざまな作品を制作し、展覧会やプロジェクトまで手掛ける舘鼻さんですが、そうしたときに意識していること、大切にしていることを伺いました。

Q.作品制作している中での、楽しい身、楽しさはどこにありますか?

A. 僕の場合は普段からそのチームで動くことが多いんですね。ヒールレスシューズを作る上ではひとりで全ての工程をこなすこともできるんです。

ヒールレスシューズの完成においても、例えばどこで作品が展示されるのか、どういう展覧会なのかもとても重要ですね。

大きな単位でいうと、展覧会など1年を通しての制作もあります。そうしたプロジェクトベースで動いたときに、それぞれの分野のプロフェッショナルなスタッフがいたり、協力してくれるパートナーがいたり、そういう人たちのおかげで成り立っているところもあります。

先ほどの話のように、作品を介して、お客さん、鑑賞者とコミュニケーションを取ることもあります。作品があるからこそチーム内でもコミュニケーションが生まれたりする。

作品をひとりで作ってるわけではなくて、職人さんもいれば僕の会社のスタッフもいるし、協力してくれるパートナーもいる。いろんな人たちの手がかかってひとつのプロジェクトが成り立っているんです。

だから、素材、技法、スキルを大切にする。こうしたことは当たり前だとして、それ以上にやっぱり人との関わりあいで成り立つ部分というのは、僕の背景としては非常に大きなところを占めている気がします。

■作品が生み出される瞬間の「クリエイティビティ」が楽しい

 

アーティストの作品への向かい方は人によりそれぞれ。舘鼻さんはどんなところに楽しみを見出しているかにせまります。

■ゼロ地点からのスタートを楽しみたい

伝統的なモチーフを再解釈し、アートに昇華された新しい表現する舘鼻さん。日々新たな試みをするなかで、今後どのような表現、作品の構想を考えているのかを聞きました。
 

Q. これからまた新たに試みたい表現や作品の構想があれば教えていただけますか。

A. プロジェクトをベースにして動くときや、展覧会でも、テーマを決めますよね。例えば過去に行った展覧会でいうと、日本の香りの文化フォーカスをしたこともありました。

 

そのときはもともと僕自身が日本の香りの文化に非常に知識があったり、造詣が深くてそのテーマを選んでいるというわけではないです。展覧会に来てくださる鑑賞者の方と同じ目線で、本当に最初はゼロスタートなんです。

 

そこから展覧会を構築する作品制作の過程の中で、僕自身も学んでそれを作品としてアウトプットするわけです。僕の中ではそれらの工程が非常に重要で楽しいところでもあります。

 

だから新しいテーマを決めて自分がそこのゼロ地点に立ったときに、どういう道筋で最後ゴールを迎えられるかを普段から楽しんで制作をしています。そういう意味ではどんどん新しいテーマを取り込んで発信ができるといいなと思っています。

Q.これからまた新たに試みたい表現や作品の構想があれば教えていただけますか。?

A. プロジェクトをベースにして動くときや、展覧会でも、テーマを決めますよね。例えば過去に行った展覧会でいうと、日本の香りの文化フォーカスをしたこともありました。

 

そのときはもともと僕自身が日本の香りの文化に非常に知識があったり、造詣が深くてそのテーマを選んでいるというわけではないです。展覧会に来てくださる鑑賞者の方と同じ目線で、本当に最初はゼロスタートなんです。

 

そこから展覧会を構築する作品制作の過程の中で、僕自身も学んでそれを作品としてアウトプットするわけです。僕の中ではそれらの工程が非常に重要で楽しいところでもあります。

 

だから新しいテーマを決めて自分がそこのゼロ地点に立ったときに、どういう道筋で最後ゴールを迎えられるかを普段から楽しんで制作をしています。そういう意味ではどんどん新しいテーマを取り込んで発信ができるといいなと思っています。

■ゼロ地点からのスタートを楽しみたい

 

伝統的なモチーフを再解釈し、アートに昇華された新しい表現する舘鼻さん。日々新たな試みをするなかで、今後どのような表現、作品の構想を考えているのかを聞きました。

日本の伝統文化、伝統工芸の技法を取り入れた作品には、歴史や思想までが体現され、現代アートとの見事な調和をみせています。モダンな印象を与えながらも日本文化へのリスペクトが感じられる作品は、その空間を彩るだけでなく、見るものにもさまざまな考えを抱かせてくれます。

 

そんな唯一無二の作品を暮らしの中に取り入れることで、あなたの生活にも新しい風が吹き込むことでしょう。

Q.アートはどういう力を持ってると思いますか。?

A. 僕自身も作家をしながらアートの力を感じることがあります。ヒールレスシューズが自分の一番有名な作品にはなりますが、世界中でコレクションしてくださっている方がいて、言語とか関係ないと思うんですよね。作品を通じていろいろな人と繋がることができました。

僕は12年前ぐらいに大学を卒業して、社会に出て作家としてスタートしたときにはほとんど英語も喋れませんでした。そういう中でも僕自身が作品を作って、それらを受け取ってくれる人がいて、そこでコミュニケーションが生まれています。

 

最初は作品がなかったら本当にコミュニケーションが取れないというか、何を喋ったらいいかわからないし、実際に言葉を操るという意味でのスキルもなかったです。

 

だけどお客さんはすごく応援してくれました。今でもパトロンのような形で接してくださるお客様もたくさんいらっしゃって、そういう意味では本当に作品に救われたところはあるんですよね。

 

実際に海外には、僕の靴を毎日のように履いてくださっているお客さんもいらっしゃいます。そういう方からするとやっぱり自分のそのライフスタイルの中に、僕の靴がないと駄目なんですよね。お互い支え合ってるというか、やっぱりアートっていうのは本当に力があると思うんです。


ただ単純に美しいものをめでるという場面もあれば、人の気持ちを救うじゃないですけど、大げさに言うと、やっぱりその人の人生の一部になれるようなこともあるのかな? っていう気はしていますね。
・・・・・・

■アートが持つ力でそのひとの人生の一部になりたい

 

作品を通じて救われたこともあったという舘鼻さん。最後にそんな「アートの力」についてお聞きしました。作品を生活に加えることでアーティストの人生と自分の人生が重なる。そして時に支えあう。そんなアートの力をあなたも感じられるかもしれません。

日本の伝統文化、伝統工芸の技法を取り入れた作品には、歴史や思想までが体現され、現代アートとの見事な調和をみせています。モダンな印象を与えながらも日本文化へのリスペクトが感じられる作品は、その空間を彩るだけでなく、見るものにもさまざまな考えを抱かせてくれます。

 

そんな唯一無二の作品を暮らしの中に取り入れることで、あなたの生活にも新しい風が吹き込むことでしょう。

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