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世界の上質が揃う、ラグジュアリーなショッピングサイト「ミレポルテ」。

ここでは日ごろ頑張っているご自分へのご褒美や大切なあの人へのプレゼントなど

あなたの“感性”でさまざまなアイテムをお選びいただけます。

 

そのなかでミレポルテが最もおすすめしているのが「アート作品」です。

日本のアートギャラリーの協力を得た選りすぐりの作品群をプライマリー価格でご提供しております。

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“本物”のアートを日常の生活に取り入れることで、あなたの暮らしをランクアップできることを私たちは願っています。


アートは敷居が高いように感じる人もいるかもしれませんが、実は身近なものなのです。

今回はよりアートを身近に感じていただくため、現代アートコレクターにインタビューを行いました。

今回、独占インタビューを受けていただいたのは、髙島郁夫さんです。

ミレポルテmeetsアート 
コレクターインタビュー Vol.5
髙島郁夫

高島郁夫と申します。 フランフランを30年間経営をして、昨年第一線を退きました。1年間ほどはずっと旅をしてましたけど、また新たなブランドを立ち上げようかなと思っている構想中です。

よろしくお願いします。

2023/3/13

Q. 今日はよろしくお願いします。高島さんはインテリアブランドのフランフランを経営して今次のステージで、ライフスタイルの新たな提案をしようとなさっていると思うんですけれども、生活の中でアートっていうのはどのように存在すべきものだとお考えでしょう。

A.  もともとやっぱりインテリアやってるから、部屋の中を構成する 一つの要素かなって思うんだけど、ただ家具の場合は例えば作り手がいたりとか、それからその作られた背景だとかね、そういうのもあるし、アートは同じように、個人の方の現代作家であればその方の生き様だとか、それから作風だとか、あとはそれが家具とどうマッチするかとか空間とどうマッチするかっていうところが非常に面白いなと思うので単純にアートをアートだけとして見ているよりは、部屋の中の構成する要素、もしくはそれがアートとしてシナジーがあれば、なおいい空間ができるわけなのでそんなような意味でいつもアートは見ていますね。

Q. なるほど。インテリアの中にアートがあるっていう意味としてはどういった意味を持つとお考えですかね。

A.  やっぱり、深みかなぁ。もちろんアートの場合はね、家具はマスプロダクションの部分っていうのはたくさんあるけどアートの場合はやっぱりマスと言ってもですね、エディションがどれだけあるかっていうところなんで別にあの1万も5万もあるわけじゃないのでそれも数少ないエディションでもですね、なんかこう歴史の重みとか、深みを感じるアイテムかなという風に思います。

Q. もちろんそのユニークなアートは世界で唯一ですよね。

A.  もうそのアーティストのこの時間を買うみたいなとこもあるんでその時に1人の人間としてのその作家がどういう風なことを考えてどうやって生きてきた背景の中で描いてるかっていうのがすごく興味がわくし、それが作品としてなんかこう存在してるってこと自体がなんか不思議な感じはしますけどね。

Q. なるほど。ギャラリーからプラマリーセールで アートを購入することも多いと思うんですけれども、そういう風なプライマリーで購入することの面白さとか、どこに感じられますか。

A. まぁ2つあるかなと思うんだけど、自分の眼力みたいなのを楽しめられるっていうか試されることにもなるし、それから後々そのくらいまで あの 買ってもそのセカンダリでどれだけの値段がつくかとかそんなことも買った楽しみのひとつではあるかなと思うけども、だからやっぱ一番大きいのはその自分の目が確かかどうかということかなっていうのが一番面白いかな。

 

Q.プライマリーで購入した後、作品をコレクションするっていう、コレクションをすることも楽しみっていうのはありますか。

 

A. そうね、ほんとこれもう悪い癖なんだけど、あの小売の商売なんで例えばここだったら日本の若い現代アーティストというなテーマでやってるし、あるいは品揃えって言えばいろんな切り取り方、切り口の中で品揃えをしていくので、今ここでは若手の日本の現代アーティストという取り方で今もう構成してるんだけど、例えば色っていう切り取り方もあるし、素材っていう切り取り方もあるし、あるいは大きさもあるかもしれないし、その時代背景みたいなところで切り取る場合もあるし、自分はこうやって飾ってっていう風にみるアートが好きなので、その切り取り方ってのはなんか店の品揃えに似てるなってるところを感じながら集めてるかなと思いますね。

Q.まあたまに展示会とかしたりとか、そうやって楽しんだりとか。

作品を購入された場合に、同じ時代を生きる作家の作品の場合、作家のその後の活動はやっぱり気になりますか

A.気になりますね。アーティストはどういう夢を持ってるかとか、どういう生きがいを持ってるかとか、なんかその辺はよくやっぱり話を聞きたいなといつも思いますね。その将来にわたって何か表現したいものがあるのか、あるいは今を表現したいのか、あるいは将来いろんな芸風を変えていこうとしてるのかどうかとか、自分の作品に対する考え方ってすごく聞きたいなといつも思ってますね。 

 

Q.そういうことを興味持つってやっぱり生活に豊かさをもたらすというか、面白みをもたらしてくれる。

 

A.それもあるし、アーティストの本気度みたいなものもあるし、それからこれから先の発展性みたいなのも感じ取れるかなと思うので単純に1枚で絵を見ているところもなんか話を聞きたいなとそう思いますね。

 

Q.ここにもアートがたくさん飾ってあるんですけども、アートの作品を飾るときに心がけていることとか楽しみにしてることみたいなことありますでしょうか。

 

A.やっぱり周りとのバランスかな、一番は。ギャラリーとかの場合はね、真っ白の中にポツンと1枚をかけてそれだけを浮き彫りにするような展示があるけど、自分はどちらというといろんな他のものと組み合わせとか空間のバランスとかなんかそんなのが一番大きいかなと思うし、あるいは自分の気持ちを表現するっていう部分でもなんかちょっと重い感じがいいとかあるいは凛と引き締まったような感じにしたいとかいろんなパターンがあるのでそれが空間とかその時々のシチュエーションに応じて合わせていきたいなって思います。

Q.今注目してる作家とか欲しいなって思ってる作品の傾向みたいなものがあれば教えてください。

A.そうね、若手で本当に元気で将来性のある子たちのはなんか一番応援してあげたいなという気持ちも含めて買いたいなっていうのは多いですね。あとはいろんな傾向があるんだけど、日本の場合は特にあの漫画チックってアニメチックなものがちょっとやっぱ多すぎるので核をちゃんと描いてくれる人を応援したいなという気持ちの方がどっちかと言えば強いかなと思いますね。なんか目先の今の日本のアートトレンドにはあんまり惑わされたくないなっていう気持ちはちょっとありますね。

Q.アートとは人生にとってどんな存在だと思いますか。

A.やっぱり歴史とか人の切り取りなんで、それの価値っていうのはすごく他のものと違うなと思うので、例えばこの部屋にあるものの中でも唯一無二その人の時間と歴史とがなんか切り取られてここにあるっていう感じかな 。なんかそういう別にアートは生きてるわけじゃないんだけど、なんか人の生きてる部分を少しだけお借りしてるというか。少しだけこう拝借してるところかなっていうのはちょっと思いますね。

オノ・ヨーコ

希望の路

田名網敬

Tの肖像

塩見允枝子 

イヴェンツ&ゲームス

A.やはり心が温かくなるというかほんわかになるというか、そういう気持ちはすごくあるかな。なんか家具と違ってね、アートはそういうのは強いですね。まあもちろん家具だって作家がいてデザイナーがいてそれが工場の職人さんが作ってるとかってあるんだけど、なんかアートの場合はもっと強い感じがするし、なんか気持ちが やっぱり入ってる感がすごく強いものなので空間の中では特別な存在だなって思いますね。

なるほど、わかりました。今日はありがとうございました。

 

ありがとうございました。

Q.最後になりますが、アートと共に生きるというか、人生にもたらしてくれるもので一番いいなと思うのはどういうことでしょう。

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